電気自動車に乗ったことがありますか?

 

 かなりの人はYESという答えではないか。

 たとえば遊園地のアトラクション、たとえばゴルフ場のカート、たとえば最近のハイブリッド車の発進時などなど。

 

 つい先日、国内のある自動車メーカーが開発中の電気自動車に試乗させてもらうチャンスに恵まれた。そのメーカーの方が新城市の環境への取り組みなどを知り、一度視察に来ないかと誘ってくださったのである。

 

 環境課と教育委員会の職員数人ともども、さっそくお邪魔した。日程のやりくりが難しく、短時間の訪問だったために、30分程度のブリーフィングを受け、工場内をほんの少し試乗させてもらっただけだったのだが、全員がノックアウトされてしまった。

 

 電気自動車というものに抱いていた先入観が、完全に覆されてしまったのだ。

 

 たしかにガソリン車に比べればクリーンかもしれないが、パワーや動力性能がちょっと・・・・、充電のインフラが大変で走行距離も伸びないし・・・・、コストもかかるし・・・・、車で走る楽しみがネ・・・・、大体こんなところが電気自動車にもつネガティブ・イメージだろう。

 

 かく言う私もその先入観に染まっていた一人だったので、最新の技術によるものだと事前に聞いてはいても、「まぁ社会見学のひとつで」程度の気持ちで臨んだのが正直なところだった。

 

 けれども、まず事前レクチャーの段階でかなり気持ちが変わってきた。

 大容量リチウムイオン電池や小型・高性能モーターの開発、家庭用電源から簡単に充電可能なシステムといった話から始まり、ベースの軽ガソリン車のパッケージレイアウトを少しも変えずに(居住性を犠牲にせずに)、かなりな軽量化にも成功したことなどが続く。

 

 環境面での数値を見ると、1km走行あたりのCO2排出量は同規格のガソリン車に比べて72%削減、同距離走行に必要な金額は昼間電力利用で3分の1、夜間電力であれば9分の1、車外騒音は50kmからの全開加速時で5dB低減。

 

 家庭用100V電源からだとフル充電に約14時間かかるが、200Vでは約7時間、急速充電装置だと約30分。これで160km走行できる。

 

 スペックを見ると出力ではガソリン車と同じの上に、トルクは何と倍近く、加速性能では30%アップというのだ。

 

 ムムムムッ・・・。私はメカニック方面にまるで暗いのに、なぜか車好きで、こんなデータを聞いているうちに、どうやらこれは思っていたのと大分違いそうだと感じてきたのだが、それよりも何よりも、担当の方々の自信にあふれた話し振りに引き込まれていったのだった。

 

 そしていよいよ試乗。

 まずはあちらの方の運転で、われわれは助手席や後部座席に。

 静か。これは分かる。予測範囲内。

 

 おもむろに加速。エッ、何これっ?!

 全員ヤラレました。

 

 次はどうぞと、ハンドルを握らせてもらった。

 お世辞ではなく、新しい感覚の乗り物、という感じだった。楽しかったし、素直にスゴイと思えた。

 

 工場敷地のなかをほんの数百m走っただけだったので、普通の道で日常に使用したらどうなのかとか、高速ではどうなのかとかは分からないが、この時の驚きを伴った感覚はまだ私の体のなかに残っている。

 

 これがもう市販車レベルの値段で売り出される間近なのだという。

 

 内燃機関が発明されて以来、そのパワーの圧倒的優位性がつくる世界のなかで生きてきたのがわれわれだとしたら、どうやらその固定観念に囚われたわれわれさえも、まったく違った世界に連れ出してくれるテクノロジーが現実化しようとしているらしい。

 

 そして大排気量のガソリン車に乗っていることに、後ろめたさだけでなく取り残されていくような感覚を、はじめて覚えてしまったことを告白しておきたい。

 

 

バザー看板バザー全景

この季節恒例の福祉チャリティバザー。昨5月11日新城小学校体育館で開催されました。社会福祉協議会はじめ市内全域の多くの皆さんのご協力により、成功裏に終わりました。

上の写真はこれからお客様に入っていただこうというスタンバイ状態の様子です。

来場者も売り上げも昨年を上回ったそうです。福祉のために使われます。ありがとうございました。

 

塩沢 これも昨日の行事。塩沢地区農業集落排水事業の竣工報告会でのテープカットです。

地区の皆さんの熱意と、合意形成のための大変な努力の賜物です。

地区の発展を祈ります。